【決算委員会にて】
礫川公園内にある「東京砲兵工廠跡のトンネル(隧道:ずいどう)部分」について、遺構の保全、公開を求める区民の声が根強くあります。現在は、立ち入り禁止になっており、「平和マップ」に掲載されていても、入口すら見ることができません。
東京ドームホテルを建設する際に出てきた「基礎用レンガ」は、遊園地内に展示してあります。
小石川税務署内のレンガのアーチはまだありますが、中央大学小石川キャンパス内については新築工事で失われたようです。
北野神社の横の牛坂の方までレンガの遺構は続いているようですが、今後も開発によって失われていく現実があると思います。
ちなみに、東京砲兵工廠はもともと陸軍の施設で、昭和20年に財務省が引き継いでおり、すでに土地は東京都と中央大学に処分済み、工作物に関しては関東財務局の「未利用工作物」として管理されています。
一時期、日本ライフル協会に貸していたそうですが、平成11年に終わってからは閉鎖し、以後、そのままになっているそうです。「国の方から何かをすることは今後もないですが、区からお話があった場合には検討します」とのことですが、「安全性に問題があると思っている」とのことでした。
礫川公園は区の管理でもありますし、今後、礫川公園の再整備もありますから、再整備の計画に入る前に、東京砲兵工廠の遺構について早く調査・研究し、貴重な遺構を保全しつつ公開するために、国との話し合いを始めていただきたい。 と、決算委員会で要望してみたところ、区は「東京砲兵工廠の遺構を貴重なものだと思っている」とおっしゃり、その後、なんと「すすめてまいります」とのご答弁が!!
滅多にない前向きなお言葉に、一瞬、思考が止まってしまい、「何をすすめてくださるのでしょう?」と、間抜けなことを聞いてしまいました。 「東京砲兵工廠ずい道ツアー」とか実現したらいいなぁ。中に入ってみたいです!




