文教委員会で「令和7年度全国学力・学習状況調査の結果」をもとに質問しました。

2025年12月13日 | 子育て・教育, 議会活動 | コメント0件

文教委員会で、「令和7年度全国学力・学習状況調査の結果」についての報告がありました。私は、調査結果の中で気になったデータ(*A Iで作成した資料参照)をもとに、文京区の小中学生の課題と、教育現場で今なにをすべきかという質問をしました。

Q

文京区の小中学生の「学校以外の勉強時間」について、小学生は「平日3時間以上」が53%、「週末4時間以上」が46.3%で、中学生よりよく勉強しています。さらに「学習塾などで学校の勉強より進んだ内容や難しい内容を教わっている」小学生は56.8%。データからは、加熱する中学受験の様相が伺えます。

 一方、「困りごとや不安がある時に、先生や学校にいる大人にいつでも相談できますか」という質問では、小学生の「どちらかといえば当てはまらない」「当てはまらない」を足すと28.9%、中学生は30.5%に。「将来の夢や希望を持っていますか?」という質問では、小学生の「どちらかといえば当てはまらない」「当てはまらない」を足すと19.7%、中学生は29.3%にもなってしまいます。

 文京区の子どもたちの成績はいつもながらいいです。しかし、小学生が平日3時間以上、週末4時間以上も勉強していたら、遊ぶ時間も睡眠時間も少ないと思います。ストレスフルな生活を送っているように思いますが、困りごとや不安があっても相談できない児童生徒が30%、将来の夢や目標を持てない児童生徒は20〜30%もいるということは、とても深刻な状態ではないでしょうか。

 文京区は、子どもたちの探究学習に課題があるとして、バカロレアの教員研修を取り入れましたが、全国学力・学習状況調査からは、都や全国に比較して、小学生も中学生も取り組めているということがわかります。

バカロレアなどの探究学習のノウハウを先生が習得して授業に生かすより、学校の先生という身近な大人に相談できる環境をつくったり、児童生徒の気持ちを受け止めるノウハウを学んでいただく方が、優先度が高いのではないかと感じますが、いかがでしょうか。

A

 小中学生の勉強時間が長いということは文京区の特徴であり、たとえば小学6年生の約半数が受験をすることは、東京都の中でも多い方だと認識しています。子どもたちは自ら勉学に励み、家庭でもそういう教育をされている現状がありますが、それは家庭のなかで子どもたちと話し合って決めていることだと思います。

 学校での相談できないのではないかということについては、現在、担任だけでなく副担任や学年で、さらにスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーも相談にのれるようにしています。また、児童相談所など、子どもたちが直接相談できる窓口も増えてきていますので、身近な大人に知られたくない相談もできますし、窓口を増やすことで、教員の負担軽減にもつながっていくと考えています。

(回答を受けてお願いしたこと)

 子どもたちの勉強時間が長いことは、教育委員会でも話題になり「子どもたちは、睡眠時間や趣味の時間を削っている」ということが明らかになりました。中学受験しない児童との格差も広がっているでしょう。文京区の特徴ではありますが、ストレスフルな子どもたちの心のケアもよろしくお願いします。

 

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