
今回の6月議会で「委員会のインターネット中継を求める」請願が出されていました。
そもそも「インターネット中継を求める」請願は、令和5年6月に出されており、全会派一致で採択され、区議会は実行しなければならないのですが、とりあえず予算決算委員会においては実現したものの、常任・特別委員会については実現していません。
理由は、予算決算委員会なら委員の持ち時間が厳格に決まっているため公平ですが、常任・特別委員会では決まっていないので不公平になる、というのです。(議論の時間が必要なら、委員会の時間を延長して議論すればいいだけなのに) なので、インターネット中継に賛成の会派ですらも、常任・特別委員会のインターネット中継の実現には、(予算決算委員会のように時間制限を設けず) 「現状の委員会そのままの状態で」を条件としています。



というわけで、しびれをきらした区民の方から、一向に進まない「常任・特別委員会のインターネット中継を求める」請願が、この度、再び、出されたわけです。
この請願は、5人の紹介議員により議会運営委員会にかけられましたが、採択4(アゴラ2、共産2)、不採択5(自民3、公明2)で、不採択となりました。 この議会運営委員会、4つの交渉会派だけで成り立ち、残りの少数7会派は参加していません。 というわけで、区民の方から「本会議での起立採決を求める」声があがってきました。
2年前に全会派一致で採択された請願と同じ内容だけに、交渉会派以外の議員の賛同もあるはずで、起立採決すれば結果がくつがえるかもしれないという、希望がありました。
以前、私が厚生委員だった時、コロナ禍の影響を受けた「介護施設の減収補填を国や都に求める請願」が、「採択5、不採択2」で、厚生委員会では採択されましたが、本会議で起立採決を行って、「採択16、不採択17」となり、逆転不採択になったことがありました。
厚生委員会に所属していない会派があり、最終的な賛否がわからないため、本会議の起立採決に至ったのです。だったら、今回の請願にかけられた議会運営委員会も、所属していない会派があるのは同じ。本会議での起立採決をするべきではないかと考えました。
というわけで、幹事長会にも出られず、議会運営委員会にも参加できない「ひとり会派」の議員としては、全員協議会(ふだんは連絡事項や報告が中心)で異議申し立てをするしか手段がないので、本会議での起立採決を求める質問をしました。
● 「本会議での起立採決」は、誰のどういう判断でなされるのか?
→委員会に所属していない議員から「私は反対なのに」という意思表示がなされるのをきっかけに、議長が所属していない各議員に賛否をたずね、逆転することが判明すれば、議長の裁量で、本会議の起立採決に至る。
● 今回の「インターネット中継を求める」請願を、本会議の起立採決にして欲しい。
→今回も、議長が所属していない各議員に賛否を聞き、不採択が逆転しないことを確認した。
ということがわかりました。 私は、「今回、区民の方から『請願の不採択に関する審査の透明性を求める請願』(不採択でした)が出されていたように、不採択に至った理由を区民の方にわかっていただけなければ、紹介議員になることを批判されることもありますが、同じ趣旨の請願が出され続けても仕方がないと思います。(審査の透明性を高め)、請願をもとに議論を発展させるためにも、委員会に所属していない議員の賛否も可視化できるよう、『本会議の起立採決』を行うべき」と、訴えました。


